2014年9月1日月曜日

星の一生 始まりと終わり

合宿記録 その5

今回は、合宿両日を通して撮れたハイライト写真をご紹介。


画面中央、ペルセウス座の二重星団h-x(エイチ・カイ)。
ペルセウス座の有名な散開星団。
その存在は古くから知られており、
古代ギリシアの天文学者ヒッパルコスによって記録されています。

散開星団は同じ分子雲から生まれた若い星の集団で、
高温で明るい星を多く含んでいます。



画面中央やや左のぼやっとした星雲がM27亜鈴状星雲。
鉄アレイによく似た見た目からこの呼び名がある惑星状星雲。

先ほどの散開星団とはうってかわって、惑星状星雲は星の最後の姿。
星の一生は質量によって変わりますが、
太陽ほどの大きさの星は外側のガスを噴き出し、惑星状星雲となります。
その後、ガスがなくなると中心部が残って白色矮星となります。




次は、すでにご紹介したアンドロメダ銀河。
この銀河は約230万光年も離れた場所に位置する渦巻銀河ですが、
アンドロメダ銀河と私たちの地球がある天の川銀河は徐々に
接近しており約40億年後には衝突し、徐々に融合していくといわれています。



最後にご紹介するのは、ジャック彗星。
合宿のしめくくりは、ソラの旅人、彗星との出会いでした。
合宿の時には明け方のぎょしゃ座に見えたジャック彗星は、
現在、ケフェウス座のあたりにあります。










 













0 件のコメント:

コメントを投稿