2013年12月31日火曜日

2013年を振り返って

早いもので、2013年もあとわずかとなりました。
今年は芥川高校天文同好会として新しい出発の年でした。
4月に新入生が5名入部して正式に同好会として成立。

望遠鏡の使い方もわからないところから出発して、様々な天文現象に
あわせて観測会を続ける中で少しずつ部員たちも成長してきました。

夏休み前から文化祭に向けてプラネタリウム展示の準備をすすめ、
夏休みには同好会初の流星群観測、ペルセウス座流星群。
9月には夏の間ずっと準備してきた文化祭に中秋の名月。
10月には後の月、初の日中の観測、姿を見せ始めた秋の星々。
11月には部員が二人増えて、7名での活動に。
オープンスクールにあわせて活動の紹介も行いました。

そして今年最後の本格的な観測となった11月末の観測では、
部員たちが3つの班に分かれて望遠鏡や双眼鏡を操り、
目標の天体を導入する競争ができるまでに。

もちろん、天文の世界は果てしなく広く、奥の深いもの。
芥川高校天文同好会の挑戦もまだまだこれから。
2014年はさらに活発な活動を展開していきたいですね。

では、皆さん、よいお年を。

<本日の一枚>
文化祭でも展示した一枚を。

2013年11月25日月曜日

ペルセウス座二重星団 2013/11/22(金)観測会

前半は恒例となりつつある金星観測。
普段の活動日は7限後で日中の観測は時間との戦いですが、
今回は6限後の活動なので余裕をもって観測できました。
太陽も沈むまでにまだ時間があったので、
双眼鏡にフィルターをかけて黒点を観測。

後半は日が沈んでからの観測。
今日のメインは対空双眼鏡、望遠鏡2台の3班に分かれての導入競争。
対象はペルセウス座の二重散開星団。
雲が多くやや厳しい条件の中、各班目標の天体を探します。

まずは目印となるカシオペヤ座とペルセウス座探し。
カシオペヤ座のγ星とδ星を結ぶ線(M字の右側の谷線)を延長し、
ペルセウス座のγ星とミルファクの線も延長すると、
ちょうどこれらの星が直線に並ぶ。この線の中間あたりが、
今回の目的、ペルセウス座の二重星団。

月曜の定期活動日に、見つけ方を確認していたものの、
初めて導入する天体だけに、その場で再度確認しながらの作業に。

結局、雲も多く、星団初挑戦ということもあり、
導入に成功した班はありませんでしたが、
どの星が入っているとか、もう少し何座の方向にとか、
話し合いながら、望遠鏡や双眼鏡を操作している部員の姿は、
四月に入部した頃から随分成長したように思えました。

<本日の一枚>
画面右上、三角になった雲の隙間に、
目印のひとつペルセウス座のγ星とミルファク。

2013年11月9日土曜日

オープンスクール

昨日は男子部員が一人加入してから初の観測でしたが、
なんと本日もう一人、女子部員が加入しました。
これで天文同好会は部員7名。部への昇格も見えてきました。
でも、まずは新しい仲間が増えたことを喜びたいですね。

いよいよオープンスクール当日。放課後になると各所で部活紹介が始まりました。
天文同好会も屋上に上がって機材をセッティング。
活動の性質上、昼間は何もできないと思われがちの天文同好会なので、
見学の方に来ていただけるか不安もありましたが、
太陽を導入しながら待っていると、見学の方が一組いらっしゃいました。

空は雲が多く、条件がいいとは言えない状態でしたが、
望遠鏡や双眼鏡などの機材、これまでの活動の記録写真などを
興味深く見てくれていました。
ときおり、雲が晴れて太陽が出てきたときには、投影板に写った太陽の様子を
見てもらうこともできました。今日はちょうど中央あたりにきれいに黒点が見えました。

他、数名の本校生徒も見学に訪れてくれたので、
天文同好会を知ってもらういい機会になったかと思います。

2013年11月8日金曜日

明日、オープンスクール

これまで部員5人で活動してきた芥川高校天文同好会に
男子部員が1人加わりました。今日の観測は新入部員加入後、初観測です!

ここ数回の活動はオープンスクールに向けた日中の観測が続いています。
今日も、太陽を使った金星導入を試みました。
ただ、日が沈むのがかなり早くなってきているので、導入は難航。
当日は見学が昼間なので、晴れていれば太陽の導入自体は問題なくできるはず。

空が少し薄暗くなり始めると肉眼でもすぐに金星を見つけられる状態に。
金星は現在、実視等級-4.1と非常にあかるくなっています。
さっそく望遠鏡や対空双眼鏡を使って導入すると、
月と同じように満ち欠けしているようすが見られました。

後半は見学希望者数名に望遠鏡や双眼鏡を使って金星や月を見てもらいました。
接眼鏡いっぱいの大きさに見える月にみなさん感嘆の声をあげていました。
そのあとは、しばらく星座の案内。今の時期は7時ごろならまだ夏の大三角形が、
見えているので、さりゆく夏の星空を見ていただきました。

<本日の一枚>

2013年10月28日月曜日

オープンスクールに向けて

11月9日(土)に芥川高校のオープンスクールが行われます。
当日はクラブ見学も実施されるので、天文同好会も準備を進めています。
とはいえ、日中のクラブ見学なので、見てもらえるものもそれほど多くはありません。

そこで今、天文同好会がクラブ見学のために行っているのが、
日中の金星導入の練習です。
まずは太陽を導入し、太陽と金星の赤経・赤緯の値を利用して、
金星を導入します。

前回は金星のあたりだけ雲に隠れていてうまくいきませんでしたが、
今回は青空に輝く金星を望遠鏡で見ることが出来ました。
オープンスクールの前日11月8日(金)は観測会を実施します。
もう一度、金星導入の練習を行い、本番に備えます。

<本日の一枚>
やや雲が多かったものの、金星の導入はなんとか成功。

2013年10月21日月曜日

秋の夜空に。

前回のリベンジ。
投影板を使った太陽の導入と、赤経・赤緯を利用した金星の導入。
月曜は7限後の活動になるので、最近は日が沈むまでの時間が
随分短くなりました。故に、今回の活動も時間との戦い。

太陽と金星の赤経・赤緯を調べてさっそく屋上へ。
快晴とまではいかないものの青空が広がっています。
屈折望遠鏡に投影板を取り付け、早速太陽を導入します。
前回は曇りで太陽の光もうっすらとしか入りませんでしたが、
今回はばっちり投影されています。黒点の影も。
しかし、開始時間が遅かったため、すぐに山の端の影が映り込み。
急いで、金星の導入へと移りました。

あらかじめ調べておいた赤経・赤緯をたよりに望遠鏡を動かし、
金星が入るか…ファインダーを覗き込むと。
…なんと、そこだけ雲に隠れて見えません。これは残念。
なんとか雲がはれるのを待ちますが、日も沈んでいき、
まわりもどんどん暗くなっていきます。

結局、金星を確認できたのは肉眼で目視できるようになってから。
今回もあと一歩のところで日中の金星導入はできませんでした。
次はもう少し、時間の余裕がある時に観測したいものです。

その後は天気もよかったので観望会を継続。金星や星座を眺めました。
文化祭の星図パネルに描いた夏の大三角形も早い時間に天頂に
のぼるようになりました。もう夏の星座ともお別れですね。

7時頃には秋の星座が顔を出し始めました。
秋の夜空には一等星は少ないけれど、神話の世界が広がる素敵な夜空です。
カシオペヤ、ケフェウス、アンドロメダにペガスス。
物語の登場人物たちが次々に姿を現します。
そんな秋の夜のお話は英雄ペルセウスが登場するまでもうしばし、
とっておくことにしましょう。

<本日の一枚>


2013年10月17日木曜日

後の月(のちのつき)


テストも終わり、早速活動開始です。
今日は十三夜。旧暦の9月13日にあたります。
旧暦8月15日の月を「中秋の名月」と呼ぶのに対して、
旧暦9月13日の月を「後の月」といいます。

「後の月」は「栗名月」や「豆名月」ともいい、秋の収穫に関わるものとも。


日本では昔から同じ場所でこの二回のお月見をする風習があります。
また「中秋の名月」だけを見るのは「片見月」といって忌まれてきました。
天文同好会は十五夜に続いて、今回の十三夜もお月見をしたので大丈夫ですね。

さて、観測会の様子ですが、今日は日のあるうちに屋上にあがりました。
太陽観測の方法、赤経・赤緯を利用して日中の金星を導入する方法を確認。
残念ながら、夕方になって雲が広がり始めたので、実際の導入は次回に。

月の方は...こちらも群雲の向こう側。ぼんやりとその姿が。
しかし、ここは先人たちにならって、月が見えなくても、
雲隠れした月の風情を味わいつつ、ときおり薄雲から顔をだす月を楽しみました。
花より団子ならぬ、月より団子な人もいましたが、
十五夜よりはちょっとマイナーな十三夜、しっかり覚えてくれるといいですね。

<本日の一枚>
薄雲かかる月を見上げて。











2013年10月16日水曜日

活動再開!

明日で一週間続いた中間考査も終了。
芥川高校天文同好会もさっそく観望会を行います。
前回の観望会は天候にめぐまれず、日中の観測は満足に行えなかったので、
明日はリベンジもかねて観望会を実施します。
天気予報は晴れのち曇り、降水確率は0〜10%。

明日は日中の観測に加えてもう一つのねらいがあります。
部員各自で明日は何の日かを調べてくることになっているので、
ここではまだ秘密にしておきましょう。

<本日の1枚>
今朝の虹。グラウンドごしに大きな橋が架かっているのが見えました。
幸先良さそうですね。

2013年9月30日月曜日

雲ニモマケズ


本日の観測会はあいにくの空模様。
予定していた日中の金星は見られませんでしたが、
望遠鏡3台と対空双眼鏡を屋上に出して、
明るい中で使い方の復習をしました。

現在の芥川高校天文同好会の部員は一年生のみ。
まだまだ天文の世界に足を踏み入れたばかりです。
機材の使い方もこれからどんどん習得していきたいものです。

望遠鏡のセッティング、モータードライブの接続。
各部を確認しながら作業を進めます。
準備ができたら、金星の導入といきたいところでしたが、
空は一面の雲。地上の対象物で導入の練習。

続いて天文写真を撮るためのカメラの使い方を確認。
一眼レフのレンズを外し、メーカー毎に用意されたTリングをセット。
望遠鏡に取り付けたフリップミラーに取り付ける。
これでカメラのレンズの代わりに望遠鏡を使える状態に。
これが「直焦点撮影」のためのセッティング。

一方、望遠鏡に接眼レンズをつけたままの状態でカメラを接続して、
撮影をする「間接撮影法」のやり方も確認。

今回は改めて機材の使い方を確認する良い機会になりました。
次回は今日の練習を活かしてスムーズな観測会を目指します。

次回の活動は中間考査最終日の10/17(木)16時から(予定終了時刻19時半)。

<本日の一枚>


2013年9月26日木曜日

秋が近づく

怒濤のような文化祭期間も終わり、
芥川高校天文同好会も平常運転に戻っています。

来週の月曜日はテスト前最後の活動日。
次回の活動は昼間の金星観測です!
とはいえ、7限目が終わってからの活動なので、
早くても4時過ぎからにはなりますが。

今年度の天文同好会の活動としては、
昼間の観測は初めてになります。
これからどんどん日が暮れるのも早くなる時期、
このての観測は今がチャンスかもしれません。

秋から冬にかけて日暮れが早くなり、空気も澄んでくるので、
星空を見上げる機会は自然と増えるはず。
普段あまり星を見ない人もぜひ夜空に目を向けてみてほしいですね。

<本日の一枚>
前回の観測時(中秋の名月)、部員が携帯で撮影したベストショット。


2013年9月19日木曜日

中秋の名月

中秋の名月にあわせて観望会を実施。

ご存知の方もいるかと思いますが、
中秋の名月は必ずしも満月とは限りません。
次に満月と中秋の名月が重なるのは8年後だそうです。

また中秋というのは旧暦の8月15日のことで、
この時期は天候に恵まれないことが多く、
昔の人は中秋の名月のときに雲で月が見えなければ、
「無月」と呼んだり、雨が降れば「雨月」と呼んだりして、
風情を楽しんだようです。
日本人は本当に月を愛でるのが好きですね。

それを思えば、夜空にまるいお月さまが浮かんでいるのを
眺められた今日の観望会は大成功。天候にも恵まれました。

対空双眼鏡や赤道儀式望遠鏡を用意して観望会を開始。
金星と土星も見えていたので対空双眼鏡で導入して観測しつつ、
望遠鏡では満月の撮影を行いました。

<本日の一枚>


2013年9月16日月曜日

文化祭を終えて

今回は文化祭を終えた部員の感想をご紹介!

-------------------------------------------------------

天文同好会には、予想以上にお客さんが見に来てくれて、
少し忙しい時間もありました。
また、ほとんどの人が星に感心を持ってくれたので嬉しかったです。
来年も今回同様、成功させたいと思っています。
以上、部長からの感想でした。(HN:局長)

-------------------------------------------------------


2013年9月14日土曜日

いよいよ本番 文化祭!




9月14日、いよいよやってきました文化祭公開日!

当日朝まで準備は続きましたが、なんとか間に合いました。
天井には月球儀と火星儀を吊り下げ、
教室前後の黒板には7枚の天文写真とその解説。

そして窓際には今回の展示の目玉「夏の大三角」と「天の北極」の星図パネル。
座ってゆっくり見てもらえるように椅子も多めに用意。



展示品製作と会場設営にぎりぎりまで時間を使ったので、
来場者がやってくるまで、星座解説の内容を検討。














天気にも恵まれ、窓から入る光で星がきらきら。
前日の設置終了後に一度見た人たちからも、
星が増えたような気がするとの声が。




実際にパネルの星を指さしながら解説の練習中。
夏の大三角、わし座、こと座、はくちょう座。
それにまつわる神話などを紹介していきます。















お客さんも入り始め、観測会でとった写真を紹介する部員。














昼過ぎ頃、ふと床を見ると星が落ちていました。
日が高くなって、星図パネルを通った光が床に星屑をばらまいたようです。















当初の予定では10時半と13時の2回だった星座の解説も、
来場者の様子を見つつ実施。
普段街なかでは見られない満天の星空に来場者からも感嘆の声が。
子どもたちが「きれー」といって喜んでいるようすはとても微笑ましい光景でした。



一般の来場者、生徒、先生。予想以上の数の人々にひととき、
星空を見上げてもらえて本当によかったです。
これからも、星を見上げる楽しさをたくさんの人に伝えていきたいです。

以上、文化祭報告でした。











文化祭 一般公開

天文同好会の展示場は210教室(1−6の教室、校舎西側)です。












展示品は
・星座パネル(北極星エリアと夏の大三角形エリア)
 













・月と火星のペーパークラフト













・観測会で撮影した天文写真








10時半と13時に部員による星座解説も行います。
ぜひお立ち寄りください!


2013年9月12日木曜日

文化祭前日

会場入り。1−6の教室に拠点を移しました。

展示用の写真選定終了。
なかなかいい写真が刷り上がりました。

天の北極エリアの星図が準備できたので、
再び延々と続く星の穴あけが始まりました。
掛け持ちの部員もかけつけ一気に進めます。

文化祭初日は開会式のあと多くのクラスが準備に戻るので、
天文同好会もここで大型展示を組み上げたいところ。
明日が、勝負です。

<本日の一枚>
ビラも出来上がって着々と準備が進んでいます。




2013年9月11日水曜日

文化祭準備ラストスパート 

週末はいよいよ文化祭。
天文同好会の展示企画「Galaxy ギャラクシー」の準備が
急ピッチで進んでいます...が、間に合うのか。

残りの作業工程を洗い出し、ひとつずつつぶしていっています。
一昨日リストアップした作業が
・展示用写真選びと印刷
・北極星エリアのパネル作成
 (星図張り合わせ、穴あけ、パネルの連結)
・パネル設置用の土台作り
 (夏の大三角形エリア用、北極星エリア用)
・星図パネルや天文写真のキャプチャー作成
・当日の星座解説の内容決め

…あと数日、ちょっとした修羅場になりそうです。

昨日、今日の作業で夏の大三角形エリア用の土台のパーツが完成。
あとは会場に運んで組み立てるだけの状態。
その後、写真選定と北極星エリアの製作で作業を分担して進行中。
星図パネルは2つ目ということもあってやや作業速度が向上しています。

<本日の一枚>
展示用写真が着々と出来上がっています。

2013年9月9日月曜日

プチ観望会2013/9/9

プチ観望会実施しました。
今日のお目当ては「土星・月・金星」が並んだ姿。

日が落ちたばかりのまだ青い空に浮かぶ月。
しばらくすると金星が姿をあらわします。
次第に青空が濃紺へと移り変わり土星も見え始めました。

写真にとってみると、月の光が当たっていない部分や、
乙女座のスピカも撮れていて、当初のねらい以上の写真に。

展示用のパネルで地道に穴をあけた夏の大三角形も確認。
先月、新星が発見されたいるか座の可愛らしい菱型も見れました。

<本日の一枚>

ついに完成! 夏の大三角形エリア

前回残った1枚の穴あけが終了。
ついに夏の大三角形エリア全8枚が出来上がりました。

8枚のパネルをつなぐと結構な大きさになるため、
取り付けるには設置用の枠が必要。

追加した天の北極エリア用のパネルの準備と並行して、
次回以降設置用の枠を作成します。

<本日の一枚>
8枚のパネルを並べてみた。真価は光を通してから。

2013年9月4日水曜日

あと1枚

今日は先日の活動に参加できなかったメンバーで穴あけ作業の続き。

強風で窓がガタガタ、外では激しい雨がグラウンドに川を作る中、
部員同士他愛のない話をしながら穴をあけていきます。

星数の多い天の川のあたりを含む3枚のボードが完成し、
ついに夏の大三角形エリアは残すところあと1枚。
つなぎ合わせるのが楽しみ!

ここまでの作業が順調に進んできたため、製作範囲を広げることになりました。
次のエリアは北極星エリア。北極星やそれを見つけるのに用いられるカシオペヤ座や
北斗七星を含むエリアを製作予定。ボードの枚数は6枚を想定。

そして文化祭前にプチ観望会を行います!
9日(月)、この日、土星と金星の間に月が入るので、
晴れれば撮影して展示用写真にします。


<本日の一枚>

2013年9月2日月曜日

ついに星座の姿が!

先日から進めていた星図の貼り付け作業が終わり、
星の穴あけ作業に移行。星の等級に合わせて穴をあけていきます。

黙々と穴をあけ続けること数時間。
ついに4枚のボードが出来上がりました。
さっそく大きな窓に貼りつけてみると...

外からの光で、ボードにあけた穴がキラキラと!
見る角度を変えてみると星がまたたくように見えます。

想像以上の出来上がりに、地味な作業で疲れた部員にも笑顔が浮かびました。

<本日の一枚>

2013年8月29日木曜日

星図貼り付け作業

連日の猛暑の中、作業は着々と進行中。

現天文同好会のメンバーはまだまだ、天文について知り始めたばかり。
耳慣れない天文用語に苦戦しながら、作業を進めています。

今回のプラネタリウムの作成範囲は赤経(Ra)18時から22時、
赤緯(Dec)0°から55°の範囲。
観望会の時に赤道儀式望遠鏡の扱いで出てきた赤経、赤緯がここで再登場!
慣れるまでしばらくかかるだろうけど、天文部員としてはぜひみにつけたいところ。

<本日の一枚>

2013年8月26日月曜日

文化祭準備本格化!

今回の展示の目玉、プラネタリウム。
投影式のいわゆるプラネタリウムではなく、
黒いボードに星の穴をあけていって作ります。

ボードの塗装を終え、次の作業は夏の大三角形エリアを、
65分割してA3用紙に打ち出したものを正しい順番につなぎ合わせ。

65枚全てをつなげたものを8分割して塗装済みのボードに貼っていきます。
それが終われば後はひたすら星の穴をあけていくのみ!


<本日の一枚>

2013年8月12日月曜日

ペルセウス座流星群2013/8/12

今年のペルセウス座流星群は月もなく、天気にも恵まれた好条件!

観測会は夕方のスピカ食から開始。
月の陰にスピカが隠れていく様子がしっかり確認できました。

スピカ食終了後は夏の大三角を始めおもだった星座を確認しながら、
10時半の観測会終了まで部員全員で流星探し。
流星が流れるたびに感嘆の声があがりました。

<本日の一枚> 北極星エリアを比較明合成

2013年7月17日水曜日

文化祭準備進行中

文化祭に向けて準備が進んでいます。

今年の展示内容は
・プラネタリウム(黒く塗装したボードに穴をあけて作成。夏の大三角形エリア。)
・月球儀、火星儀のペーパークラフト
・観望会で撮影した写真のパネル

すでにペーパークラフトが完成して地学教室の天井からつりさげられています。
月球儀は上半分と下半分を貼り合せるときにすこし、
ゆがんだけどそれもご愛嬌ということで。


<本日の一枚> 

2013年7月16日火曜日

観望会2013/7/16

一学期考査を終えて待望の観望会を実施。

最も身近な天体、月。
望遠鏡で見たときの迫力は何度見ても驚くほど。

そして、土星。
望遠鏡でのぞくと小さいけれどしっかり輪っかが。
これが見えると観望会がぐっと盛り上がります。

<本日の一枚>
 

2013年7月1日月曜日

クラブ紹介

芥川高校天文同好会

現在部員5名(1年男子3名、1年女子2名)で活動中。

活動日は月曜日放課後と月1回程度の観望会。
明るい間は天体の模型を作ったり、
観望会で撮影した写真を整理したり、
まったり活動しています。

観望会の日程は、その月にどんな星座や天体現象が
見られるかを考慮して決めるため、不定期です。

他のクラブとの掛け持ちも可能なので、
星に興味がある人はぜひ立ち寄ってみてください。