普段地味な天文部の活動にまれに注目が集まるのが、流星群の時期。
オリオン座流星群は極大を迎えた今日、天文部でも観測を実施しました。
今回の流星群もベストタイミングは未明から明け方あたりでしたが、
さすがに未明に学校に集合して活動をするのは難しく、
いつも通り夜の観測となりました。
最近は流星群の話題が一般のニュース番組等でも取り上げられる事が増え、
天文に関心を持つきっかけが増えているという意味では、
非常にありがたい状況です。
ただ、流星群の場合、事前に条件が悪く実際はそれほど流星が期待できないことが
わかっているケースも多く、あるいは都市部では観測が困難な小規模の流星群も
あるので、せっかく流星群のニュースを見て楽しみにしていたのに、
見えなかったということが多いのも残念に思います。
今回の流星群も下弦の月があり、条件的には厳しいものでした。
流星群、もちろん流れ星を見られるのが一番ですが、
夜空に輝く星たちや、空をゆく舟のような月の様子もきれいなので、
流星を期待しながら星空全体を楽しむ機会にしてもらえればと思います。
2016年10月21日金曜日
2016年9月29日木曜日
テスト前最後の観測 2016/9/27
テスト前最終日はあいにくの曇り空でした。
テスト最終日にテスト明け最初の観測を行うので
次は晴れることを祈ります。
テスト期間中は活動できませんが、10月13日は栗名月。
勉強の合間に月を見上げてみるのもいいでしょう。
くれぐれも風邪をひかないように注意してですが。
テスト最終日にテスト明け最初の観測を行うので
次は晴れることを祈ります。
テスト期間中は活動できませんが、10月13日は栗名月。
勉強の合間に月を見上げてみるのもいいでしょう。
くれぐれも風邪をひかないように注意してですが。
2016年9月15日木曜日
「中秋の名月」公開観望会 2016/09/15
文化祭でも宣伝をしていた公開観望会。
今回は中秋の名月に合わせて実施しました。
少し雲が多く出ていましたが、動きがあり月は期待できそうな空でした。
セッティングも完了して、観望会がいつでも始められる状態に
なった頃には月があがってきて雲間から顔を出していました。
月の出から観察していると高度とともに月の色味が
変わっていくのがよくわかります。
月は私たちにとってもっとも身近な天体のひとつです。
身近すぎてかえってじっくりと見上げる機会が少ない人もいるかもしれません。
中秋の名月はそんな人にとっても月を愛でるいい機会なのではないでしょうか?
雲に包まれた月がまわりの雲を照らす様子もまた
なにか幻想的な光景のように感じられます。
雲が多く、月以外の星は雲間から時々見えるのを
探しながら見るような状態でしたが、
部員による星空案内を聞きながら参加者の皆さんも
楽しく星空を見上げてくれていたようでした。
今回は中秋の名月に合わせて実施しました。
少し雲が多く出ていましたが、動きがあり月は期待できそうな空でした。
公開観望会、開始に向けて機材をセッティング |
セッティングも完了して、観望会がいつでも始められる状態に
なった頃には月があがってきて雲間から顔を出していました。
まだ空の明るいうちに月が昇り始めます。 |
月の出から観察していると高度とともに月の色味が
変わっていくのがよくわかります。
少し雲をまとった月も風流なものです。 |
月は私たちにとってもっとも身近な天体のひとつです。
身近すぎてかえってじっくりと見上げる機会が少ない人もいるかもしれません。
中秋の名月はそんな人にとっても月を愛でるいい機会なのではないでしょうか?
望遠鏡があればクレーターの様子なども細かく見られます。 |
雲に包まれた月がまわりの雲を照らす様子もまた
なにか幻想的な光景のように感じられます。
周囲の雲を照らす月 |
雲が多く、月以外の星は雲間から時々見えるのを
探しながら見るような状態でしたが、
部員による星空案内を聞きながら参加者の皆さんも
楽しく星空を見上げてくれていたようでした。
2016年9月10日土曜日
文化祭2日目 2016/09/10
いよいよ公開日です。
例年、文化祭でのプラネタリウム投影は大盛況ですが、
今年も来場者の延べ数は200を超えました。
序盤の投影は少し客足が少なめでしたが、その後は満員での
投影になることもたびたびで、たくさんの人にひと時、
満天の星空を楽しんでいただくことができました。
沈みゆくさそり座、天の川と国際宇宙ステーション、
天の川と流れ星、北天の日周運動の4点の写真を展示しました。
右奥の衛星はここ数年、夏の太陽観測で天文部にはおなじみになった
太陽観測衛星ひのでのペーパークラフトです。
手前のパンフレットは持ち帰り用に作成した今日の星空案内と
公開観望会の案内です。
今年は宣伝用のパネルも少しだけ綺麗なデザインになりました。
なんといってもメインは室内。これまで以上に遮光対策をしっかりと
行い、その分室内の明かりはプラネタリウム投影機による星座線入りの
星空やオーロラの投影機による優しい灯りに彩られました。
室内には星や月をイメージしたBGMもかかり例年以上の癒しの空間が
仕上がりました。
そしてドーム内には全方位に投影される満天の星空。
例年、ドーム内は投影後半になると暑くなってしまうので、
今年はサーキュレーターも用意してドーム内もより快適に。
投影に合わせた解説も例年以上にしっかり準備をして望むことができました。
当日は人前でということもあり、緊張してしまう部員もいましたが、
来場者には満天の星空と星のお話を楽しんでいただけたようでした。
例年、文化祭でのプラネタリウム投影は大盛況ですが、
今年も来場者の延べ数は200を超えました。
序盤の投影は少し客足が少なめでしたが、その後は満員での
投影になることもたびたびで、たくさんの人にひと時、
満天の星空を楽しんでいただくことができました。
天体写真展示コーナー、合宿で撮影した写真を展示。 |
沈みゆくさそり座、天の川と国際宇宙ステーション、
天の川と流れ星、北天の日周運動の4点の写真を展示しました。
今日の星空案内と天体工作物の展示。 |
右奥の衛星はここ数年、夏の太陽観測で天文部にはおなじみになった
太陽観測衛星ひのでのペーパークラフトです。
手前のパンフレットは持ち帰り用に作成した今日の星空案内と
公開観望会の案内です。
宣伝用パネル、これをもって校内を練り歩きました。 |
今年は宣伝用のパネルも少しだけ綺麗なデザインになりました。
星座やオーロラが投影された幻想的な空間。 |
なんといってもメインは室内。これまで以上に遮光対策をしっかりと
行い、その分室内の明かりはプラネタリウム投影機による星座線入りの
星空やオーロラの投影機による優しい灯りに彩られました。
室内には星や月をイメージしたBGMもかかり例年以上の癒しの空間が
仕上がりました。
プラネタリウム投影は毎回生解説付き。 |
そしてドーム内には全方位に投影される満天の星空。
例年、ドーム内は投影後半になると暑くなってしまうので、
今年はサーキュレーターも用意してドーム内もより快適に。
投影に合わせた解説も例年以上にしっかり準備をして望むことができました。
当日は人前でということもあり、緊張してしまう部員もいましたが、
来場者には満天の星空と星のお話を楽しんでいただけたようでした。
2016年9月9日金曜日
文化祭1日目 2016/09/09
2016年9月8日木曜日
文化祭前日準備 2016/09/08
いよいよ文化祭前日です。
今日は3限目から文化祭準備となり、校内が文化祭一色になりました。
天文部の文化祭準備の最大の難関はドームを解体して、
展示会場に運び込むところです。
文化祭準備で各クラスが廊下の装飾や大道具の製作を始めると、
ドームのパーツを持って通るのが難しくなるので、
文化系クラブの準備ができるようになる13時20分になると、
すぐに移動の準備に取り掛かり、なんとか難関をクリア。
窓には暗幕を貼り、廊下側の窓は十二星座を描いたパネルを
はめて遮光を行いました。
教室の清掃、ドームの解体・移動・組み立て、遮光対策で
結局は6時過ぎまでかかりました。
最後にプラネタリウムの試し投影、その出来栄えは...
ドーム一面に広がる星空。
芥川高校天文部のプラネタリウム投影は三年目になりますが、
やはり何度見てもこの瞬間は感動的です。
9月10日の文化祭当日には多数の来場者を迎えられることを
期待しています。
今日は3限目から文化祭準備となり、校内が文化祭一色になりました。
天文部の文化祭準備の最大の難関はドームを解体して、
展示会場に運び込むところです。
文化祭準備で各クラスが廊下の装飾や大道具の製作を始めると、
ドームのパーツを持って通るのが難しくなるので、
文化系クラブの準備ができるようになる13時20分になると、
すぐに移動の準備に取り掛かり、なんとか難関をクリア。
窓には暗幕を貼り、廊下側の窓は十二星座を描いたパネルを
はめて遮光を行いました。
教室の清掃、ドームの解体・移動・組み立て、遮光対策で
結局は6時過ぎまでかかりました。
最後にプラネタリウムの試し投影、その出来栄えは...
ドーム一面に広がる星空。
芥川高校天文部のプラネタリウム投影は三年目になりますが、
やはり何度見てもこの瞬間は感動的です。
9月10日の文化祭当日には多数の来場者を迎えられることを
期待しています。
2016年9月6日火曜日
文化祭出展 プラネタリウム「Starry Sky」 2016/09/06
2016年8月30日火曜日
展示教室の遮光対策 2016/08/30
2016年8月23日火曜日
プラネタリウムドーム天井部完成 2016/08/23
2016年8月19日金曜日
プラネタリウムドーム補修 2016/08/19
プラネタリウムドームの天井部分が2年使い回すうちに
いたんできていたので今年度はドーム天井部のみつくり直すことにしました。
前回は薄い板段ボールの内側を白で塗装して投影面にしていましたが、
塗料を塗ることで板段ボールが変形し、組み合わせ時に誤差が出ていました。
それを踏まえて今回は白板段ボールを使い天井部の製作を進めました。
予算の関係で80*80の板段ボールのセットしか買えなかったので、
上部2段は別に切り出して貼り合わせてあります。
ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう④ 2016/08/19
「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」共同観測キャンペーンの
後半期間で芥川高校天文部が観測を予定していた最終日です。
前半は天候不良に悩まされましたが、後半は全日程で記録を取ることができました。
画面左下、太陽西側の縁には昨日までと同じく2つのプロミネンスが確認できます。
今日は右上、太陽東側の縁にもプロミネンスが見えています。
左下のプロミネンスをよく見ると二つがつながっているのがわかります。
右上のプロミネンスを拡大して、撮影。
さらに周辺をトリミングして拡大した写真を見ると、
太陽面の縁に毛羽立ったような様子が確認できる。
今回の共同観測キャンペーン期間に芥川高校天文部が
観測を行うのは今日が最後になりますが、共同観測期間は
明日まで続くので好天を祈りたいと思います。
後半期間で芥川高校天文部が観測を予定していた最終日です。
前半は天候不良に悩まされましたが、後半は全日程で記録を取ることができました。
画面左下、太陽西側の縁には昨日までと同じく2つのプロミネンスが確認できます。
今日は右上、太陽東側の縁にもプロミネンスが見えています。
2016/8/19 11:17:54 JST EOS60D+CELESTRON8-24ZOOM |
左下のプロミネンスをよく見ると二つがつながっているのがわかります。
2016/8/19 11:25:24 JST EOS60D+CELESTRON8-24ZOOM |
右上のプロミネンスを拡大して、撮影。
さらに周辺をトリミングして拡大した写真を見ると、
太陽面の縁に毛羽立ったような様子が確認できる。
2016/8/19 11:27:26 JST EOS60D+CELESTRON8-24ZOOM |
3枚目の写真より切り出し |
今回の共同観測キャンペーン期間に芥川高校天文部が
観測を行うのは今日が最後になりますが、共同観測期間は
明日まで続くので好天を祈りたいと思います。
2016年8月18日木曜日
ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう③ 2016/08/18
2016年8月17日水曜日
水星の東方最大離角 2016/08/17
今日は水星が東方最大離角となり太陽から東側に最も離れて見えます。
水星や金星のように地球より内側を回る惑星は、
地球から見ると太陽のそばに見えることが多く観測のチャンスは限られます。
東方最大離角になるときは太陽から最も東側に離れて見えるので、
太陽が西の空に沈んだあと惑星はまだ西の空に見えています。
そのため内惑星を観測するにはこうした東方最大離角の前後か、
反対に太陽から西側に最も離れる西方最大離角の前後を狙う必要があります。
もちろん西方最大離角の場合は東方最大離角とは逆に、
明け方太陽よりも先に上ってくる内惑星を観測することになります。
今日は水星の東方最大離角ということで観測を予定していましたが、
あいにくの曇り空でほとんど星が見えませんでした。
しばらく粘っていると東の空に月が綺麗に見えてきたので、
望遠鏡を出して月の観測を行いました。
水星や金星のように地球より内側を回る惑星は、
地球から見ると太陽のそばに見えることが多く観測のチャンスは限られます。
東方最大離角になるときは太陽から最も東側に離れて見えるので、
太陽が西の空に沈んだあと惑星はまだ西の空に見えています。
そのため内惑星を観測するにはこうした東方最大離角の前後か、
反対に太陽から西側に最も離れる西方最大離角の前後を狙う必要があります。
もちろん西方最大離角の場合は東方最大離角とは逆に、
明け方太陽よりも先に上ってくる内惑星を観測することになります。
今日は水星の東方最大離角ということで観測を予定していましたが、
あいにくの曇り空でほとんど星が見えませんでした。
しばらく粘っていると東の空に月が綺麗に見えてきたので、
望遠鏡を出して月の観測を行いました。
一見、満月のようだが、満月は明日 |
右端の丸い地形が危難の海(Mare Crisium) |
ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう② 2016/08/17
「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」共同観測キャンペーンの
後半が8月15日から始まりました。
芥川高校天文部は8月17日から19日の3日間で参加します。
前半期間は天候に恵まれず、観測回数が減ってしまいましたが、
後半は3日とも記録を取れるように祈りながら観測開始です。
観測機材は太陽望遠鏡CORONADOのP.S.Tです。
撮影はipod touchのカメラでコリメート撮影と
Canon EOS60DをTリングで
CELESTORONの8-24ズームアイピースに接続しての間接焦点撮影です。
画面左側の縁に2箇所、大きなプロミネンスが確認できたので、
その部分を間接焦点撮影でやや拡大して撮影。
左上のプロミネンスはよく見るとループ状になっていることがわかる。
後半が8月15日から始まりました。
芥川高校天文部は8月17日から19日の3日間で参加します。
前半期間は天候に恵まれず、観測回数が減ってしまいましたが、
後半は3日とも記録を取れるように祈りながら観測開始です。
観測機材は太陽望遠鏡CORONADOのP.S.Tです。
撮影はipod touchのカメラでコリメート撮影と
Canon EOS60DをTリングで
CELESTORONの8-24ズームアイピースに接続しての間接焦点撮影です。
2016/08/17 12:48:54 JST ipod touch back camera |
画面左側の縁に2箇所、大きなプロミネンスが確認できたので、
その部分を間接焦点撮影でやや拡大して撮影。
左上のプロミネンスはよく見るとループ状になっていることがわかる。
2016/8/17 13:38:27 JST Canon EOS 60D |
2016年8月9日火曜日
伝統的七夕公開観望会 2016/08/09
昨年から芥川高校天文部では伝統的七夕の日に公開観望会を実施しています。
伝統的七夕は旧暦の七夕のため、現在の暦では毎年日付が変わります。
本日も公開観望会を実施しました。
日が暮れると西の空高くには月がかかり、
低いところには西の空へ沈んでいく金星と木星。
今日はこの金星から始まり、多くの惑星が見られます。
水星は金星よりやや高度が高いものの、
実視等級が金星より暗く、今日は確認できませんでした。
南の空には火星と土星が近づきつつあります。
両惑星のそばにはさそりの心臓アンタレスが輝いており、
小さな三角形を描いています。
あたりが暗くなるにつれて、他の星たちもはっきりと見えてきます。
公開観望会も中盤となる8時頃には本日の主役
織姫と彦星をようする夏の大三角形が東の空高くに見えています。
シートに寝そべって、夏の大三角形を見上げたり、
望遠鏡で火星や土星、月や木星を見たり、
それぞれに七夕の夜を楽しんでもらえたようでした。
参加者は少なめだったものの、天気もよく夏の大三角形だけでなく、
多くの惑星が集まるにぎやかな空を楽しめました。
伝統的七夕は旧暦の七夕のため、現在の暦では毎年日付が変わります。
本日も公開観望会を実施しました。
日が暮れると西の空高くには月がかかり、
低いところには西の空へ沈んでいく金星と木星。
今日はこの金星から始まり、多くの惑星が見られます。
水星は金星よりやや高度が高いものの、
実視等級が金星より暗く、今日は確認できませんでした。
夕暮れ、西の空 |
南の空には火星と土星が近づきつつあります。
両惑星のそばにはさそりの心臓アンタレスが輝いており、
小さな三角形を描いています。
観望会の人気者、土星 |
あたりが暗くなるにつれて、他の星たちもはっきりと見えてきます。
公開観望会も中盤となる8時頃には本日の主役
織姫と彦星をようする夏の大三角形が東の空高くに見えています。
夏の大三角形、上が織姫、右下が彦星 |
シートに寝そべって、夏の大三角形を見上げたり、
望遠鏡で火星や土星、月や木星を見たり、
それぞれに七夕の夜を楽しんでもらえたようでした。
西の空に沈んでいく月 |
参加者は少なめだったものの、天気もよく夏の大三角形だけでなく、
多くの惑星が集まるにぎやかな空を楽しめました。
2016年8月7日日曜日
伝統的七夕公開観望会のお知らせ
芥川高校天文部では昨年から地域の方々にも星を見てもらおうと考え、
伝統的七夕(旧暦の七夕)に合わせて公開の観望会を開催しています。
今年の伝統的七夕は8月9日(火)で、
観望会は芥川高校の屋上で19時から21時まで行います。
会場とスタッフの都合上、定員は40名までとさせていただきます。
定員を超えると参加いただけない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
前半は今が見頃の火星や土星を望遠鏡でご覧いただき、
後半には東の空高くに上がってきた七夕の主役、
織姫と彦星を含む夏の大三角形をご覧いただきます。
夜8時、南西の空には月齢6.6の月もあり、にぎやかです。
雨天・曇天時には室内にてプロジェクターを使った星空案内を行います。
高槻市の夜空はやはりそれなりに明るいですが、
ちゃんと見上げれば意外と多くの星が見えています。
望遠鏡があればただ見上げるのとは違った楽しみもあります。
ぜひご参加ください。
直前の追加お知らせですが参加を希望される方は、
下記のアドレスまで、件名を参加希望にして、
お名前(参加希望者全員)と地域をお書きの上ご連絡ください。
akutagawa.astronomy☆gmail.com
(☆の部分を@に変えてください。)
【締め切りは当日の12時までとさせていただきます】
伝統的七夕(旧暦の七夕)に合わせて公開の観望会を開催しています。
今年の伝統的七夕は8月9日(火)で、
観望会は芥川高校の屋上で19時から21時まで行います。
会場とスタッフの都合上、定員は40名までとさせていただきます。
定員を超えると参加いただけない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
前半は今が見頃の火星や土星を望遠鏡でご覧いただき、
後半には東の空高くに上がってきた七夕の主役、
織姫と彦星を含む夏の大三角形をご覧いただきます。
夜8時、南西の空には月齢6.6の月もあり、にぎやかです。
雨天・曇天時には室内にてプロジェクターを使った星空案内を行います。
高槻市の夜空はやはりそれなりに明るいですが、
ちゃんと見上げれば意外と多くの星が見えています。
望遠鏡があればただ見上げるのとは違った楽しみもあります。
ぜひご参加ください。
直前の追加お知らせですが参加を希望される方は、
下記のアドレスまで、件名を参加希望にして、
お名前(参加希望者全員)と地域をお書きの上ご連絡ください。
akutagawa.astronomy☆gmail.com
(☆の部分を@に変えてください。)
【締め切りは当日の12時までとさせていただきます】
2016年8月5日金曜日
2016年天文部夏合宿 2016/08/03-05
今年はペルセウス座流星群の極大日に参加できない部員が複数いたため、
新月を狙って合宿を実施しました。
今年も滋賀のマキノ高原に行ってきました。
初日は夕方から音はしないものの稲光りが見え観測が危ぶまれましたが、
夜には雷もおさまり十分な間隔をとってから観測を開始できました。
雲もなく南の空から天頂、そして北の空へと続く天の川が
綺麗に見えていました。普段、高槻の空では見られない満天の星空に、
合宿初参加の新部員も歓声をあげていました。
今回の合宿は流星群のピークに合わせられませんでしたが、
空自体が暗いおかげで初日の夜は20を超える流星を確認できました。
また合宿での観測の醍醐味には一夜で移りゆく星空を楽しめる
という要素もあります。深夜には秋の星座が、朝方には冬の星座も。
秋の星座が上がってくると、双眼鏡を使ってアンドロメダ銀河を見て、
カメラに望遠レンズをつけて撮影を行いました。
双眼鏡ではモヤっと白いものがあるように見えるアンドロメダですが、
カメラで写すと確かに銀河があることがわかります。
満天の星空を楽しんだ初日に対して、二日目は残念ながら
雲が広がり深夜を過ぎても一向に星が見えません。
途中で2時前に撤収組と続行組に分かれ、観測を続けました。
3時頃になってようやく雲間から星が見え始め、
すばるが見えた時には声を抑えた歓声が上がりました。
最後はオリオン座が東の空から昇ってくるのを眺めるという
合宿定番の朝を迎えて観測は終了しました。
新月を狙って合宿を実施しました。
今年も滋賀のマキノ高原に行ってきました。
初日は夕方から音はしないものの稲光りが見え観測が危ぶまれましたが、
夜には雷もおさまり十分な間隔をとってから観測を開始できました。
雲もなく南の空から天頂、そして北の空へと続く天の川が
綺麗に見えていました。普段、高槻の空では見られない満天の星空に、
合宿初参加の新部員も歓声をあげていました。
夏の大三角形と天の川 |
今回の合宿は流星群のピークに合わせられませんでしたが、
空自体が暗いおかげで初日の夜は20を超える流星を確認できました。
また合宿での観測の醍醐味には一夜で移りゆく星空を楽しめる
という要素もあります。深夜には秋の星座が、朝方には冬の星座も。
アンドロメダ銀河 |
秋の星座が上がってくると、双眼鏡を使ってアンドロメダ銀河を見て、
カメラに望遠レンズをつけて撮影を行いました。
双眼鏡ではモヤっと白いものがあるように見えるアンドロメダですが、
カメラで写すと確かに銀河があることがわかります。
満天の星空を楽しんだ初日に対して、二日目は残念ながら
雲が広がり深夜を過ぎても一向に星が見えません。
途中で2時前に撤収組と続行組に分かれ、観測を続けました。
3時頃になってようやく雲間から星が見え始め、
すばるが見えた時には声を抑えた歓声が上がりました。
早朝の空とすばる |
最後はオリオン座が東の空から昇ってくるのを眺めるという
合宿定番の朝を迎えて観測は終了しました。
2016年7月29日金曜日
ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう① 2016/07/29
芥川高校天文部では例年夏のこの時期に、
「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」という
共同観測キャンペーンに参加しています。
今年も前半期間(7/23-30)、後半期間(8/15-20)のうち
数回の観測を予定しています。
前半期間には7/25,26,29を観測日として設定していましたが、
あいにく25,26日は高槻は天候に恵まれず、
太陽観測ができませんでした。
今日は好天に恵まれ、太陽の様子を確認することができました。
観測機材はCORONADOのP.S.Tという太陽望遠鏡を使用。
K12.5mmの標準付属アイピースを使いコリメート撮影しました。
画面の上方、左縁中央少し上、下の縁右側にそれぞれ
プロミネンスが確認できます。
中央少し左側から斜め右下に大きなダークフィラメントが
見えています。
用語解説
・コリメート撮影:接眼レンズから目でのぞく代わりに、
カメラのレンズを当てて撮影する。
接続の必要がなく、特別な機材もいらないので手軽。
ただし、うまく写真の視野内におさめるには、
角度や距離を微調整するコツが必要。
・プロミネンス(紅炎):彩層(太陽の下層大気)の一部が
磁力線に沿ってコロナ(太陽の上層大気)中に飛び出したもの。
皆既日食の時に月に隠された太陽の縁から赤い炎が立ち上るように
見えることから紅炎と呼ばれる。
太陽望遠鏡を使うと皆既日食の時でなくても観測できる。
・ダークフィラメント(暗条):太陽の表面にプロミネンスが発生していると、
暗い線状に見えるためこう呼ばれる。
・JST(日本標準時):Japan Standard Timeの略。
UTC(協定世界時,Universal Time Coordinatedの略)を9時間(東経135度分の時差)
進めた時間(UTC+9)を日本の標準時としたもの。
「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」という
共同観測キャンペーンに参加しています。
今年も前半期間(7/23-30)、後半期間(8/15-20)のうち
数回の観測を予定しています。
前半期間には7/25,26,29を観測日として設定していましたが、
あいにく25,26日は高槻は天候に恵まれず、
太陽観測ができませんでした。
今日は好天に恵まれ、太陽の様子を確認することができました。
観測機材はCORONADOのP.S.Tという太陽望遠鏡を使用。
K12.5mmの標準付属アイピースを使いコリメート撮影しました。
画面の上方、左縁中央少し上、下の縁右側にそれぞれ
プロミネンスが確認できます。
中央少し左側から斜め右下に大きなダークフィラメントが
見えています。
2016/07/29 15:36(JST) iPod touch back camera 3.3mm f/2.4 |
用語解説
・コリメート撮影:接眼レンズから目でのぞく代わりに、
カメラのレンズを当てて撮影する。
接続の必要がなく、特別な機材もいらないので手軽。
ただし、うまく写真の視野内におさめるには、
角度や距離を微調整するコツが必要。
・プロミネンス(紅炎):彩層(太陽の下層大気)の一部が
磁力線に沿ってコロナ(太陽の上層大気)中に飛び出したもの。
皆既日食の時に月に隠された太陽の縁から赤い炎が立ち上るように
見えることから紅炎と呼ばれる。
太陽望遠鏡を使うと皆既日食の時でなくても観測できる。
・ダークフィラメント(暗条):太陽の表面にプロミネンスが発生していると、
暗い線状に見えるためこう呼ばれる。
・JST(日本標準時):Japan Standard Timeの略。
UTC(協定世界時,Universal Time Coordinatedの略)を9時間(東経135度分の時差)
進めた時間(UTC+9)を日本の標準時としたもの。
2016年7月26日火曜日
プラネタリウムの解説を考える 2016/07/26
2016年7月25日月曜日
ドームのモックアップ作成 2016/07/25
芥川高校天文部では一昨年の文化祭からダンボールで作った
ドームを使いプラネタリウムの投影を行っています。
ドームはいくつかのパーツにばらして移動・組み立てができるので、
使いまわしが利きますが、最初の製作時から上部パーツの
寸法がわずかに足りず、組み立て時に布テープで補強していました。
原因はおそらく内部を白く塗装した際に、薄いダンボールに変形が
生じたことと切り出し作業による誤差と考えられます。
今回は人手も増えたので上部パーツの作り直しを行うことにしました。
そこで以前の製作時同様、ドーム全体のモックアップを作り、
新部員にもドームをどのようにして作るのかを確認してもらいました。
上部パーツは全てのパーツを貼り付けて円状にした状態で移動する。
下部パーツは上の写真のように3面分張り合わせた状態で移動する。
ドーム作成時には高津科学クラブ様の地学の教材のページを
参考にさせていただきました。
ドームを使いプラネタリウムの投影を行っています。
ドームはいくつかのパーツにばらして移動・組み立てができるので、
使いまわしが利きますが、最初の製作時から上部パーツの
寸法がわずかに足りず、組み立て時に布テープで補強していました。
原因はおそらく内部を白く塗装した際に、薄いダンボールに変形が
生じたことと切り出し作業による誤差と考えられます。
今回は人手も増えたので上部パーツの作り直しを行うことにしました。
そこで以前の製作時同様、ドーム全体のモックアップを作り、
新部員にもドームをどのようにして作るのかを確認してもらいました。
1面分の図面、これを12面分用意 |
上2段、下4段に切り分けたパーツを3面分ず張り合わせる |
上部パーツは全てのパーツを貼り付けて円状にした状態で移動する。
下部パーツは上の写真のように3面分張り合わせた状態で移動する。
完成したモックアップ |
ドーム作成時には高津科学クラブ様の地学の教材のページを
参考にさせていただきました。
2016年7月19日火曜日
企画名称決定 2016/07/19
今年の文化祭、天文部の出展企画名は
「Starry Sky(星空)」になりました。
これから夏休みを通して文化祭に向けた準備が
本格化していきますが 、文化祭当日多くの人に
満天の星空を楽しんでいただけるようがんばりたいと思います。
夏休みには天文部にとっては大きなイベントがいくつもあります。
7月後半には、ここ数年毎年参加している共同観測
「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」に今年も参加します。
8月のあたまには滋賀での合宿、
8月9日には昨年から行っている伝統的七夕公開観望会を実施。
イベント盛りだくさんな中で文化祭の準備も進めていきます。
ミーティング後、来週からの共同観測に向けた準備運動として、
短時間太陽観測を行いました。
中央少し左よりに黒点、右下周縁部に大きなプロミネンスが見えています。
「Starry Sky(星空)」になりました。
これから夏休みを通して文化祭に向けた準備が
本格化していきますが 、文化祭当日多くの人に
満天の星空を楽しんでいただけるようがんばりたいと思います。
夏休みには天文部にとっては大きなイベントがいくつもあります。
7月後半には、ここ数年毎年参加している共同観測
「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」に今年も参加します。
8月のあたまには滋賀での合宿、
8月9日には昨年から行っている伝統的七夕公開観望会を実施。
イベント盛りだくさんな中で文化祭の準備も進めていきます。
ミーティング後、来週からの共同観測に向けた準備運動として、
短時間太陽観測を行いました。
中央少し左よりに黒点、右下周縁部に大きなプロミネンスが見えています。
太陽望遠鏡で見た太陽 |
2016年7月7日木曜日
七夕観望会 2016/07/07
2016年6月21日火曜日
投影機2号作成 2016/06/21
2016年6月19日日曜日
大阪市立科学館へ 2016/06/19
登録:
投稿 (Atom)