2013年11月25日月曜日

ペルセウス座二重星団 2013/11/22(金)観測会

前半は恒例となりつつある金星観測。
普段の活動日は7限後で日中の観測は時間との戦いですが、
今回は6限後の活動なので余裕をもって観測できました。
太陽も沈むまでにまだ時間があったので、
双眼鏡にフィルターをかけて黒点を観測。

後半は日が沈んでからの観測。
今日のメインは対空双眼鏡、望遠鏡2台の3班に分かれての導入競争。
対象はペルセウス座の二重散開星団。
雲が多くやや厳しい条件の中、各班目標の天体を探します。

まずは目印となるカシオペヤ座とペルセウス座探し。
カシオペヤ座のγ星とδ星を結ぶ線(M字の右側の谷線)を延長し、
ペルセウス座のγ星とミルファクの線も延長すると、
ちょうどこれらの星が直線に並ぶ。この線の中間あたりが、
今回の目的、ペルセウス座の二重星団。

月曜の定期活動日に、見つけ方を確認していたものの、
初めて導入する天体だけに、その場で再度確認しながらの作業に。

結局、雲も多く、星団初挑戦ということもあり、
導入に成功した班はありませんでしたが、
どの星が入っているとか、もう少し何座の方向にとか、
話し合いながら、望遠鏡や双眼鏡を操作している部員の姿は、
四月に入部した頃から随分成長したように思えました。

<本日の一枚>
画面右上、三角になった雲の隙間に、
目印のひとつペルセウス座のγ星とミルファク。

2013年11月9日土曜日

オープンスクール

昨日は男子部員が一人加入してから初の観測でしたが、
なんと本日もう一人、女子部員が加入しました。
これで天文同好会は部員7名。部への昇格も見えてきました。
でも、まずは新しい仲間が増えたことを喜びたいですね。

いよいよオープンスクール当日。放課後になると各所で部活紹介が始まりました。
天文同好会も屋上に上がって機材をセッティング。
活動の性質上、昼間は何もできないと思われがちの天文同好会なので、
見学の方に来ていただけるか不安もありましたが、
太陽を導入しながら待っていると、見学の方が一組いらっしゃいました。

空は雲が多く、条件がいいとは言えない状態でしたが、
望遠鏡や双眼鏡などの機材、これまでの活動の記録写真などを
興味深く見てくれていました。
ときおり、雲が晴れて太陽が出てきたときには、投影板に写った太陽の様子を
見てもらうこともできました。今日はちょうど中央あたりにきれいに黒点が見えました。

他、数名の本校生徒も見学に訪れてくれたので、
天文同好会を知ってもらういい機会になったかと思います。

2013年11月8日金曜日

明日、オープンスクール

これまで部員5人で活動してきた芥川高校天文同好会に
男子部員が1人加わりました。今日の観測は新入部員加入後、初観測です!

ここ数回の活動はオープンスクールに向けた日中の観測が続いています。
今日も、太陽を使った金星導入を試みました。
ただ、日が沈むのがかなり早くなってきているので、導入は難航。
当日は見学が昼間なので、晴れていれば太陽の導入自体は問題なくできるはず。

空が少し薄暗くなり始めると肉眼でもすぐに金星を見つけられる状態に。
金星は現在、実視等級-4.1と非常にあかるくなっています。
さっそく望遠鏡や対空双眼鏡を使って導入すると、
月と同じように満ち欠けしているようすが見られました。

後半は見学希望者数名に望遠鏡や双眼鏡を使って金星や月を見てもらいました。
接眼鏡いっぱいの大きさに見える月にみなさん感嘆の声をあげていました。
そのあとは、しばらく星座の案内。今の時期は7時ごろならまだ夏の大三角形が、
見えているので、さりゆく夏の星空を見ていただきました。

<本日の一枚>