2013年10月28日月曜日

オープンスクールに向けて

11月9日(土)に芥川高校のオープンスクールが行われます。
当日はクラブ見学も実施されるので、天文同好会も準備を進めています。
とはいえ、日中のクラブ見学なので、見てもらえるものもそれほど多くはありません。

そこで今、天文同好会がクラブ見学のために行っているのが、
日中の金星導入の練習です。
まずは太陽を導入し、太陽と金星の赤経・赤緯の値を利用して、
金星を導入します。

前回は金星のあたりだけ雲に隠れていてうまくいきませんでしたが、
今回は青空に輝く金星を望遠鏡で見ることが出来ました。
オープンスクールの前日11月8日(金)は観測会を実施します。
もう一度、金星導入の練習を行い、本番に備えます。

<本日の一枚>
やや雲が多かったものの、金星の導入はなんとか成功。

2013年10月21日月曜日

秋の夜空に。

前回のリベンジ。
投影板を使った太陽の導入と、赤経・赤緯を利用した金星の導入。
月曜は7限後の活動になるので、最近は日が沈むまでの時間が
随分短くなりました。故に、今回の活動も時間との戦い。

太陽と金星の赤経・赤緯を調べてさっそく屋上へ。
快晴とまではいかないものの青空が広がっています。
屈折望遠鏡に投影板を取り付け、早速太陽を導入します。
前回は曇りで太陽の光もうっすらとしか入りませんでしたが、
今回はばっちり投影されています。黒点の影も。
しかし、開始時間が遅かったため、すぐに山の端の影が映り込み。
急いで、金星の導入へと移りました。

あらかじめ調べておいた赤経・赤緯をたよりに望遠鏡を動かし、
金星が入るか…ファインダーを覗き込むと。
…なんと、そこだけ雲に隠れて見えません。これは残念。
なんとか雲がはれるのを待ちますが、日も沈んでいき、
まわりもどんどん暗くなっていきます。

結局、金星を確認できたのは肉眼で目視できるようになってから。
今回もあと一歩のところで日中の金星導入はできませんでした。
次はもう少し、時間の余裕がある時に観測したいものです。

その後は天気もよかったので観望会を継続。金星や星座を眺めました。
文化祭の星図パネルに描いた夏の大三角形も早い時間に天頂に
のぼるようになりました。もう夏の星座ともお別れですね。

7時頃には秋の星座が顔を出し始めました。
秋の夜空には一等星は少ないけれど、神話の世界が広がる素敵な夜空です。
カシオペヤ、ケフェウス、アンドロメダにペガスス。
物語の登場人物たちが次々に姿を現します。
そんな秋の夜のお話は英雄ペルセウスが登場するまでもうしばし、
とっておくことにしましょう。

<本日の一枚>


2013年10月17日木曜日

後の月(のちのつき)


テストも終わり、早速活動開始です。
今日は十三夜。旧暦の9月13日にあたります。
旧暦8月15日の月を「中秋の名月」と呼ぶのに対して、
旧暦9月13日の月を「後の月」といいます。

「後の月」は「栗名月」や「豆名月」ともいい、秋の収穫に関わるものとも。


日本では昔から同じ場所でこの二回のお月見をする風習があります。
また「中秋の名月」だけを見るのは「片見月」といって忌まれてきました。
天文同好会は十五夜に続いて、今回の十三夜もお月見をしたので大丈夫ですね。

さて、観測会の様子ですが、今日は日のあるうちに屋上にあがりました。
太陽観測の方法、赤経・赤緯を利用して日中の金星を導入する方法を確認。
残念ながら、夕方になって雲が広がり始めたので、実際の導入は次回に。

月の方は...こちらも群雲の向こう側。ぼんやりとその姿が。
しかし、ここは先人たちにならって、月が見えなくても、
雲隠れした月の風情を味わいつつ、ときおり薄雲から顔をだす月を楽しみました。
花より団子ならぬ、月より団子な人もいましたが、
十五夜よりはちょっとマイナーな十三夜、しっかり覚えてくれるといいですね。

<本日の一枚>
薄雲かかる月を見上げて。











2013年10月16日水曜日

活動再開!

明日で一週間続いた中間考査も終了。
芥川高校天文同好会もさっそく観望会を行います。
前回の観望会は天候にめぐまれず、日中の観測は満足に行えなかったので、
明日はリベンジもかねて観望会を実施します。
天気予報は晴れのち曇り、降水確率は0〜10%。

明日は日中の観測に加えてもう一つのねらいがあります。
部員各自で明日は何の日かを調べてくることになっているので、
ここではまだ秘密にしておきましょう。

<本日の1枚>
今朝の虹。グラウンドごしに大きな橋が架かっているのが見えました。
幸先良さそうですね。