2015年3月30日月曜日

月と桜 2015/3/30

芥川高校敷地内の桜も随分と花開いてきました。

月は約1ヶ月かけて地球の周りを一巡りするため、
月の昇る時間は毎日およそ50分ずつ遅くなっていきます。

まだしばらくの間は青い空に白い月が浮かぶ光景が眺められます。




2015年3月26日木曜日

月の舟 2015/3/26

春分次候・桜始開(さくらはじめてひらく)
ちょうど桜の開花予想が3月26日で街中の桜の木もよく見ると、
ところどころ蕾が開き始めています。

夜には西に傾く月が、ちょうど星の海を渡る舟のよう。
古来から人々は空に浮かぶ月を舟に見立ててきたようで、
万葉集にはこんな歌が残されています。

「天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」 
                      柿本人麻呂

今夜の月は、遠い昔の人が感じた美しさを、
そのまま私たちに伝えてくれているようでした。

春は日本人が古くからこよなく愛した桜の季節。
今年は4月4日に皆既月食もあるので、
夜桜と月で雅びな夜を楽しんでみてください。
















芥川高校天文部も皆既月食観望会を行うので、
在校生・新入生の皆さん、ぜひ見に来てください。

2015年3月23日月曜日

合格発表 2015/3/23

今日は後期合格発表でした。
合格された新入生の皆さん、おめでとうございます!
午後からの合格者集会の前に各クラブがクラブ紹介のビラを配布しました。
もちろん、天文部も参加しました。

新しい部員がひとりでも多く入ってくれることを期待して、
4月を待ちたいと思います。

ちなみにクラブ紹介に先立って、4月4日には新年度最初の観望会として、
皆既月食観望会を行います。ちょうど桜の季節ということで、
月食と桜を一緒に楽しめるかもしれません。

新入生の方も参加できるので、ビラと一緒に配布された参加承諾書を記入して
当日持ってきてください。

前回の皆既月食観望会の際に撮影した写真。
変化の様子を何回かに分けて撮影し、1枚に合わせたものです。
天文部に入って、機材の使い方になれれば、自分でこんな写真を撮ることもできます。
星に興味がある人はぜひ活動を見に来てください。兼部もできます。















前回の皆既月食の際の記録はこちら↓
http://akutagawa-astronomy.blogspot.jp/2014/10/20141008.html

2015年3月12日木曜日

木星と冬の星座とプラネタリウム 2015/3/12

予定では夕方から西へ沈む金星と火星から観測開始でしたが、
西の空には厚い雲が、天候の回復を期待しつつ地学教室で待機。
天候の回復を待つ間、地学教室に設置したドームを使って、
プラネタリウムを投影。

プラネタリウムの投影装置は市販品のホームスタープロ。
原盤ソフトを追加購入していたので、初投影です。

歴代の有名な彗星を投影できる原盤。















日本の四季を投影できる原盤。













さすがに綺麗です。せっかくなのでプラネタリウム解説の練習や
星座クイズをしながら、天候の回復を待ちました。

1時間ほどして確認のために屋上に上がると、見事に晴れていました。
夕方の曇り空が嘘のよう。
望遠鏡を出して、冬の1等星や木星を導入しました。


2015年3月11日水曜日

早朝の観測 2015/3/11

星が見えるのは真夜中ばかりではありません。
夜が明けていく朝方、空のグラデーションが変化していく中で、
眺める星々も美しいものです。

西の空に沈みゆく月とさそり座





望遠鏡と月
望遠鏡をのぞくと白い月の表面がよく見えます。




























いよいよ日の出です。













眠気との戦いになりますが、朝の観測もいいものですね。

2015年3月3日火曜日

ポスター完成 2015/3/3

新歓用ポスターが完成しました。












部の活動で撮影した月の写真や、
星形に切り抜いた金紙で作った星座をあしらいました。
左はオリオン座、右はさそり座です。

この二つの星座には面白い逸話があるので、
ぜひ調べてみてください。