去年は本番前日にドームが完成したので、
部員もドーム内での練習はほとんどできませんでした。
今年は、文化祭終了後、地学教室で組み立て直したドームが
使えるので本番までに何度かプラネタリウム解説の練習をして、
当日にのぞみたいと思います。
投影機はドームの半球全体に投影できることを優先して、
昨年同様、工作キットの投影機を使用します。
ピンホール式なので大きなドームに投影すると星が
広がってしまいますが、全天に投影される光景は、
平面投影とはまた違った良さがあります。
昨日は実習一回目ということもあり、初歩的なところから。
当日を想定して二人一組でドーム内に入り、
協力して課題をクリアします。
第一課題:北斗七星を見つけ、北極星を探す(方角の確認)
第二課題:春の大曲線を探す
第三課題:夏の星座を探す(さそり座・いて座・夏の大三角)
第四課題:秋の四辺形を探す
目が暗さに慣れるまでは、星座を探すのもなかなか大変です。
順番に一組ずつ課題に挑戦し、すべての班がクリアしたら、次の課題へ。
一通り全天の主だった星座を確認したところで、
今回の実習のメインディッシュ、一組5分の持ち時間で
プラネタリウム解説を行います。
当日は15分で1回の投影を行うので、
この練習は小手調べといったところですが、
初めて解説をする部員もいるのでなかなか悪戦苦闘しながら、
5分間を乗り切りました。