2014年6月18日水曜日

基本に立ち返って 2014/6/18

観測会の日の星空はいつもパソコンの星図ソフトで調べていますが、
今日は基本に立ち返って星座早見盤を利用。

日没が随分遅くなってきているので、観測開始までの時間で、
星座早見盤を持っていないメンバーは工作することに。
全員に星座早見盤が行き渡ったところで、使い方の復習。

まずはスタンダードに日時を合わせて今日の星空をチェック。
次に、夜9時にこと座が東の方から昇るのはいつ頃かを確認。
最近は、便利なツールがたくさんありますが、
星座早見盤の良さはその手軽さ。
手元に置いておけば何かと役に立ってくれます。

観測を開始して最初に見え始めるのは木星や火星。
星座の星ではアルクトゥルスが明るく輝いています。
今日の観測は見学者が1名来ていたので、
部員が惑星や明るい星を導入して、見てもらっていました。

やはり衛星を引き連れた木星や輪っかが印象的な土星は、
見る人の反応がいいですね。

終わり際には、天文の初心者にもおなじみの星占いの星座、
黄道十二星座について実際の星空で紹介。
観測開始時に見えていた木星がちょうどふたご座のあたりにあるので、
そこから初めて、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座へ。
今はちょうど惑星が星座探しの目印になってくれているので、
星座になれていない人でもだいたいの位置を探しやすくなっています。
明るい星がないてんびん座も今なら土星がその場所を教えてくれます。