2016年1月25日月曜日

プラネタリウム実習 2016/01/25

3年生は明日から学年末考査。
今日は1年生だけでの活動になりました。

早いものでもう三学期も残りわずかとなってきました。
4月にはまた新入生を迎えることになります。
新歓期間に向けてプラネタリウムを使って星座知識の確認です。

まずは今日の星空、夜8時頃の空。
秋の星座は西から天頂にかけて、
南の空では冬の星座たちが夜空を華やかに彩ります。
東からは早くも春の星座が少し顔を見せています。

冬の星座は都会でも見やすいものが多く、
星空の解説もやりやすい時期です。

定番の冬の大三角からはじめて冬の一等星をたどり、
夜空にきらめく冬のダイヤモンドを描き出すのもいいでしょう。

西に傾く秋の星座は明るい星こそ少ないものの
壮大な神話絵巻が広がっています。
アンドロメダを救うペルセウスの活躍を思い浮かべながら、
星をたどってみるのも一興です。

プラネタリウムの利点はどんな時間の星空でも見られること。
時を進めて春や夏の星座も確認していきます。
ひとしきり季節の星座をおさらいしたところで今日の練習は終了。

現在、天文部は三年生の部員が過半数を占めているので、
三年生が卒業してしまうと少し寂しくなりますが、
天体の素晴らしさを少しでも伝えられるようになって、
星好きの仲間を増やしていきたいところです。

2016年1月7日木曜日

月と惑星 2015/01/07

天文部初の早朝観測です。
今日の狙いは夜明け前、東の空に並ぶ月、金星、土星。
観測は5時半から日の出まで。

真っ暗な校舎の中を屋上まで上がって空を見上げると、
春の星座が広がり、東の空からは夏の星座も。

南の空高く、ひときわ明るく見えるのは木星。
ちょうどおとめ座にきらめく髪飾りをつけたようです。
おとめ座の一等星スピカのそばには寄り添うように輝く火星。

東の空には今日の主役たちが。
月齢27の月に明けの明星と土星が華を添えます。
流れの速い雲が星空にかかりまた違った表情に。

観測のフィナーレは日の出です。
一時は雨がぱらつく場面もありましたが、
日の出の頃にはちょうど南東の雲が少し薄くなり、
ビルの間から太陽が顔を出しました。

<本日の写真>
月の右下明るく見えるのが金星、その左下が土星。
月、金星、土星
















雲が月のあたりを通った時に偶然見えた形。
何に見えますか?














うまい具合にビルの隙間から登ってきました。
日の出の瞬間

2016年1月4日月曜日

しぶんぎ座流星群 2016/01/04

2016年最初の活動、しぶんぎ座流星群観望会。
しぶんぎ座流星群は夏のペルセウス座流星群、
冬のふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれています。
この流星群の活動期間は短く、出現数は年によって変化します。

17時に集合して観測の準備を始めましたが、
屋上に上がってみると一面曇り空。
しばらくは空の様子をうかがっていましたが、
ポツポツと雨が降り始め一旦地学教室に撤退。
天気の回復を待ちますが雲が晴れる気配はなく。
7時半を過ぎて再度空の様子を確認しましたが、
やはりベタ曇りの様子。
仕方なく解散を決定し、荷物をまとめ校舎を出ると、
間の悪いことに雲が晴れてきています。

初回の活動、観測時間はいつもより長めを予定していたので、
そのまま帰ってしまうのも勿体無いという話になり、
急遽、近場で観測を継続することになりました。

観測ポイントに移動した頃には随分晴れ間が広がっていました。
天候も回復してきていたので、予定どおり10時まで観測を続けました。
流星を確認することはできませんでしたが、いつもと違う場所での
観測はなかなか新鮮な体験でした。

また、周囲に木があったので地上風景を入れた星景写真も撮影。
周囲がフェンスに覆われた屋上ではなかなか取れない写真なので、
たまには場所を変えてみるのもいいかもしれません。

<本日の写真>
ヒヤデスとプレアデス

木々とオリオン