更新が遅れていましたが芥川高校天文部主催で、
中秋の名月の一般観望会を実施しました。
今回は、文化祭準備期間で完全下校時刻の7時まで
学校に残っている生徒が多かったこともあり、
天文同好会発足以来最大の参加者となりました。
参加者は部外の生徒14名、教員2名の計16名でした。
日中はまだまだ暑い日があるものの、
真夏のような暑さは過ぎ去り、
日が暮れればすっかり秋めく今日この頃。
秋晴れの空には煌々と輝く月。
屋上には望遠鏡や対空双眼鏡を準備して、
部員たちがすでに月を導入済み。
早速、本日のメインの月を見てもらいました。
機材によって倍率も違うので、
月の色々な表情を見てもらうことができました。
クレーターまではっきり見えることや
月の明るさに驚きの声が上がっていました。
またこの日はちょうど南の空にさそり座のアンタレス、
火星、土星が横に並んでいたので、こちらも順番に見てもらいました。
アンタレスや火星の色、土星の輪っか。
どれもとても楽しんでもらえたようでした。
観望会も終盤になると、月や惑星も堪能し、
暗さに目が慣れてきたこともあって、屋上に横になって
天頂付近の星を眺めている生徒もちらほら。
ちょうど、夏の大三角が高く昇っていたので、
織姫と彦星の話をしてあげると、
耳を傾けながら熱心に星を見上げていました。
こういう機会が増えて、街中でも星が楽しめることを
もっと多くの人たちに知ってもらえれば、
そうして一人でも多くの人が夜空の小さな輝きに
目を向けるようになってくれればうれしいかぎりです。
<本日の一枚>
望遠鏡を通して携帯で撮影。
観望会でも多くの参加者が、
月の写真を撮っていました。
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