春の星座のうしかい座から冬のおうし座まで、
一晩で季節を一巡りした合宿一日目もいよいよ夜明け。
少しずつ青みを帯びていく空。
冬の星座の代表格オリオン座も姿を見せ始めます。
冬の狩人はまだ微睡の中、横になった姿で現れます。
写真真ん中あたりに縦に並ぶ三つ星が特徴的。
おうし座を縦断する人工衛星。
左上にはすばる、左下にはヒアデス星団も見えます。
人工衛星は飛行機のようにそれ自体が光を放っているわけではなく、
太陽の光を反射して輝くので、日没後や日の出前に見えます。
地球よりも内側を公転する内惑星の金星は、
明け方か夕刻のみ見ることができます。
これからしばらくは夜明け前の東の空に現れます。
天文部の長い夜もこれにて終幕。
朝日が差してくる中、機材を撤収し、
太陽の目覚めと交代に眠りへと。
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