2016年8月5日金曜日

2016年天文部夏合宿 2016/08/03-05

今年はペルセウス座流星群の極大日に参加できない部員が複数いたため、
新月を狙って合宿を実施しました。
今年も滋賀のマキノ高原に行ってきました。

初日は夕方から音はしないものの稲光りが見え観測が危ぶまれましたが、
夜には雷もおさまり十分な間隔をとってから観測を開始できました。

雲もなく南の空から天頂、そして北の空へと続く天の川が
綺麗に見えていました。普段、高槻の空では見られない満天の星空に、
合宿初参加の新部員も歓声をあげていました。
夏の大三角形と天の川
















今回の合宿は流星群のピークに合わせられませんでしたが、
空自体が暗いおかげで初日の夜は20を超える流星を確認できました。
また合宿での観測の醍醐味には一夜で移りゆく星空を楽しめる
という要素もあります。深夜には秋の星座が、朝方には冬の星座も。

アンドロメダ銀河
















秋の星座が上がってくると、双眼鏡を使ってアンドロメダ銀河を見て、
カメラに望遠レンズをつけて撮影を行いました。
双眼鏡ではモヤっと白いものがあるように見えるアンドロメダですが、
カメラで写すと確かに銀河があることがわかります。

満天の星空を楽しんだ初日に対して、二日目は残念ながら
雲が広がり深夜を過ぎても一向に星が見えません。
途中で2時前に撤収組と続行組に分かれ、観測を続けました。
3時頃になってようやく雲間から星が見え始め、
すばるが見えた時には声を抑えた歓声が上がりました。

早朝の空とすばる
















最後はオリオン座が東の空から昇ってくるのを眺めるという
合宿定番の朝を迎えて観測は終了しました。

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