伝統的七夕は旧暦の七夕のため、現在の暦では毎年日付が変わります。
本日も公開観望会を実施しました。
日が暮れると西の空高くには月がかかり、
低いところには西の空へ沈んでいく金星と木星。
今日はこの金星から始まり、多くの惑星が見られます。
水星は金星よりやや高度が高いものの、
実視等級が金星より暗く、今日は確認できませんでした。
夕暮れ、西の空 |
南の空には火星と土星が近づきつつあります。
両惑星のそばにはさそりの心臓アンタレスが輝いており、
小さな三角形を描いています。
観望会の人気者、土星 |
あたりが暗くなるにつれて、他の星たちもはっきりと見えてきます。
公開観望会も中盤となる8時頃には本日の主役
織姫と彦星をようする夏の大三角形が東の空高くに見えています。
夏の大三角形、上が織姫、右下が彦星 |
シートに寝そべって、夏の大三角形を見上げたり、
望遠鏡で火星や土星、月や木星を見たり、
それぞれに七夕の夜を楽しんでもらえたようでした。
西の空に沈んでいく月 |
参加者は少なめだったものの、天気もよく夏の大三角形だけでなく、
多くの惑星が集まるにぎやかな空を楽しめました。
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