2016年8月9日火曜日

伝統的七夕公開観望会 2016/08/09

昨年から芥川高校天文部では伝統的七夕の日に公開観望会を実施しています。
伝統的七夕は旧暦の七夕のため、現在の暦では毎年日付が変わります。
本日も公開観望会を実施しました。

日が暮れると西の空高くには月がかかり、
低いところには西の空へ沈んでいく金星と木星。
今日はこの金星から始まり、多くの惑星が見られます。
水星は金星よりやや高度が高いものの、
実視等級が金星より暗く、今日は確認できませんでした。
夕暮れ、西の空
















南の空には火星と土星が近づきつつあります。
両惑星のそばにはさそりの心臓アンタレスが輝いており、
小さな三角形を描いています。

観望会の人気者、土星




















あたりが暗くなるにつれて、他の星たちもはっきりと見えてきます。
公開観望会も中盤となる8時頃には本日の主役
織姫と彦星をようする夏の大三角形が東の空高くに見えています。

夏の大三角形、上が織姫、右下が彦星















シートに寝そべって、夏の大三角形を見上げたり、
望遠鏡で火星や土星、月や木星を見たり、
それぞれに七夕の夜を楽しんでもらえたようでした。

西の空に沈んでいく月
















参加者は少なめだったものの、天気もよく夏の大三角形だけでなく、
多くの惑星が集まるにぎやかな空を楽しめました。


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