2013年10月21日月曜日

秋の夜空に。

前回のリベンジ。
投影板を使った太陽の導入と、赤経・赤緯を利用した金星の導入。
月曜は7限後の活動になるので、最近は日が沈むまでの時間が
随分短くなりました。故に、今回の活動も時間との戦い。

太陽と金星の赤経・赤緯を調べてさっそく屋上へ。
快晴とまではいかないものの青空が広がっています。
屈折望遠鏡に投影板を取り付け、早速太陽を導入します。
前回は曇りで太陽の光もうっすらとしか入りませんでしたが、
今回はばっちり投影されています。黒点の影も。
しかし、開始時間が遅かったため、すぐに山の端の影が映り込み。
急いで、金星の導入へと移りました。

あらかじめ調べておいた赤経・赤緯をたよりに望遠鏡を動かし、
金星が入るか…ファインダーを覗き込むと。
…なんと、そこだけ雲に隠れて見えません。これは残念。
なんとか雲がはれるのを待ちますが、日も沈んでいき、
まわりもどんどん暗くなっていきます。

結局、金星を確認できたのは肉眼で目視できるようになってから。
今回もあと一歩のところで日中の金星導入はできませんでした。
次はもう少し、時間の余裕がある時に観測したいものです。

その後は天気もよかったので観望会を継続。金星や星座を眺めました。
文化祭の星図パネルに描いた夏の大三角形も早い時間に天頂に
のぼるようになりました。もう夏の星座ともお別れですね。

7時頃には秋の星座が顔を出し始めました。
秋の夜空には一等星は少ないけれど、神話の世界が広がる素敵な夜空です。
カシオペヤ、ケフェウス、アンドロメダにペガスス。
物語の登場人物たちが次々に姿を現します。
そんな秋の夜のお話は英雄ペルセウスが登場するまでもうしばし、
とっておくことにしましょう。

<本日の一枚>


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