2013年10月17日木曜日

後の月(のちのつき)


テストも終わり、早速活動開始です。
今日は十三夜。旧暦の9月13日にあたります。
旧暦8月15日の月を「中秋の名月」と呼ぶのに対して、
旧暦9月13日の月を「後の月」といいます。

「後の月」は「栗名月」や「豆名月」ともいい、秋の収穫に関わるものとも。


日本では昔から同じ場所でこの二回のお月見をする風習があります。
また「中秋の名月」だけを見るのは「片見月」といって忌まれてきました。
天文同好会は十五夜に続いて、今回の十三夜もお月見をしたので大丈夫ですね。

さて、観測会の様子ですが、今日は日のあるうちに屋上にあがりました。
太陽観測の方法、赤経・赤緯を利用して日中の金星を導入する方法を確認。
残念ながら、夕方になって雲が広がり始めたので、実際の導入は次回に。

月の方は...こちらも群雲の向こう側。ぼんやりとその姿が。
しかし、ここは先人たちにならって、月が見えなくても、
雲隠れした月の風情を味わいつつ、ときおり薄雲から顔をだす月を楽しみました。
花より団子ならぬ、月より団子な人もいましたが、
十五夜よりはちょっとマイナーな十三夜、しっかり覚えてくれるといいですね。

<本日の一枚>
薄雲かかる月を見上げて。











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