天文部は特に引退の時期を設けていなかったので、
3年生も多くの生徒が参加してきましたが、
いよいよ引退となりました。
最近は日が落ちるのが遅くなってきたので、
プラネタリウムで四季の星座の解説から。
担当するのは、1年生。
それぞれ1つの季節を担当して話してくれました。
経験が少ないわりにそれぞれ安定した話しぶりで、
次の文化祭に向けていい歩み出しのようです。
6時を過ぎて屋上へ移動すると、久々の快晴。
早速、望遠鏡をセッティングし、断熱シートを広げ、
観望会の準備を整えます。
冴え冴えとした空に冬の一等星がきらめく。
望遠鏡でのぞいたシリウスは、
宇宙の暗さと白い光のコントラストが際立ちます。
用意していたカメラでは、広角レンズを使って、
冬のダイヤモンドを狙います。
オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、
こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、
ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン。
冬の星座をつないで描く夜空の宝石は、
地上では決して手に入らない美しい輝き。
その姿は壮大で、本で見て想像するスケールを随分超えています。
一通り見終えた後、せっかくなので集合写真を撮ることにしました。
冬の大三角形を背に部員14名が集まった様子は感慨深いものがありました。
<本日の一枚>
冬のダイヤモンド
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