2014年8月5日火曜日

7月24日の黒点観測追加情報

「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう2014」の
共同観測期間のデータが公開されています。
http://hinode.nao.ac.jp/user/yaji/hinode/issho/#contact

芥川高校天文部は同期間中7月24日に黒点の写真撮影を実施しました。
当日の活動記録に撮影写真を1枚アップしましたが、
追加でいくつかアップしておきます。

<直焦点撮影>















同じく直焦点撮影。余白を除いてトリミング。













<間接焦点撮影>
一番目立つ黒点の辺りを撮影。




2014年8月4日月曜日

晴れぬ雲はないと信じて

合宿記録 その1

芥川高校天文部は7月30日から2泊3日の初合宿を実施しました。
27日に新月になったばかりで、月明かりの影響が少なく、
8月のペルセウス座流星群に比べると知名度は劣るものの、
2つの流星群が極大を迎えるということでこの日取りにしました。

この時期なら梅雨もあけて、京都とはいえ、いつもの市内の光害に
さらされる学校よりは暗い空の下で、星を見ることができるはず。
…そのはずだったのですが、到着してみると現地は曇り空。

とはいえ、天色は移りゆくもの。あきらめずに観測場所を下見に。
いくつかある広場を回って、周囲の視界、光源、足場などを確認。
その途中、ついにぽつり、ぽつりと。

一度、テントに戻り、機材の準備をして、入浴と夕食のため管理棟へ。
食事を終え、観測の打ち合わせを終えるころには雨はすっかり上がり、
雲も晴れ間が見え始めていました。

暗くなりきらないうちに機材を運び、観測の体制を整えるために移動開始。
広場にレジャーシートを広げ、双眼鏡やカメラ、小型望遠鏡をセッティング。
観測を始めるころにはまだ雲が広がっていましたが、
晴れ間から星座を探しているうちに次第に、全天の様子が見えるように。
合宿の長い夜はまだまだ始まったばかり、
あちこちに見え始めた星々に心が弾むのでした。

<本日の写真>

雲がかかった夏の大三角









しばらくすると空が晴れてきて。

沈みゆくうしかい座とかんむり座。
木々の間に隠れる寸前の明るい星がアルクトゥールス。


ダンボールドーム制作開始 2014/08/04

7月30日から2泊3日の初合宿を無事終えて、
さっそく今日の活動から文化祭準備再開です。
合宿の様子は何度かに分けてご紹介していきます。

今日は、いよいよダンボールドームの制作に取りかかりました。
まず天頂に近い部分のパーツを図面通りに切り出していきます。
小さなずれでも積み重なれば完成品の精度に影響が出かねないので、
作図から慎重に作業を進めていきます。
暑い教室と慣れない作業に苦戦しながらも、すべてに線を引き終え、
今度はずれないように注意しながらの切り出し作業。

その作業と並行して、星図パネルを設置するための土台作りも開始。
こちらは去年の図面を参考に手元にあるサイズのダンボールから、
どう切り出せば効率的に作ることができるかを考えるところからのスタート。
定規の長さをはるかに超える長辺をいかにゆがみなく作図するかに
頭を悩ませながら、なんとか作業を進めていきました。

最後は、合宿中の写真からピックアップしたものを見ながら、
星座や明るい恒星、星団・星雲の確認をしました。

次回の作業は
・ダンボールドームの下部の作図・切り出し
・天頂部の作図・切り出し(あと1枚)と片面の白塗り
・星図パネルの土台の作図・切り出し

<本日の一枚>

2014年7月24日木曜日

ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう 2014/7/24

今日も一日、文化祭の準備...の予定でしたが、7月21日から
ひので衛星が共同観測キャンペーンを行っているという情報が入ってきたので、
急遽、黒点の観測を行うことにしました。
まだまだ経験の浅い私たちでは共同観測というほどのことはできないとは思いつつ、
こういう機会を活かして少しでも新しいことにチャレンジしていこうと、参加を決めました。

芥川高校天文部では、これまでにも何度か黒点観測を行ってきましたが、
太陽の写真撮影は初めて。望遠鏡を2台用意してスケッチと写真撮影に挑みました。

少し雲が出ていたので、作業は雲が太陽にかからないタイミングを待って進めていきます。
スケッチは投影板があるGOTOの望遠鏡、写真撮影はビクセンの望遠鏡で。
太陽を導入して、スケッチを始めるとアクシデント発生。
記録用紙に投影した黒点の数が妙に多いと思いきや
対物レンズに細かなゴミが付着していました。
これでは正確なスケッチはできないので、仕方なく写真撮影一本にしぼることに。

初挑戦の太陽の撮影。まずは太陽を導入し、減光フィルターを装着。
減光フィルターをつけてしまうと、普段のように影を見ながら太陽が入っているかを
確認できなくなるので手早くカメラを取り付けます…
と書くと非常にスムーズに撮影が進んだように見えますが、
実際は夜間の直焦点撮影もそれほど経験が多くはないので、
手間取りながらもなんとか太陽を写すことに成功。
後日、ひので衛星の観測データと比較してみたいと思います。

<本日の一枚>

2014年7月23日水曜日

文化祭に向けた段取り 2014/7/22

今年の展示は
・星図パネル(夏の大三角エリア)
・火星と月のペーパークラフト
・天体写真
ここまでは去年と同じ。

今年は新たに自作ドームでプラネタリウムの上映を予定。
ここまでの話し合いの結果、投影機はプラネタリウム工作キットを利用。
ドームだけ自作することに。ネット上にも実践例の多数ある段ボールドームで計画中。
投影機の自作は今後の課題に。

今日は去年解体した星図パネルの配置を確認し、
ダンボールドームのモックアップの作成。
ダンボールドームの設計はこのページを参考にしました。
http://homepage1.nifty.com/tsoutaro/planetarium.htm
モックアップを作ってみると、思った以上に大量のダンボールが必要だと判明。
次回以降の活動はまず資材調達から。

<本日の一枚>
ダンボールドームのモックアップ。
急ごしらえだけど、なんとかなりそう。

2014年7月9日水曜日

青と白 2014/7/9
















この時期は天文部にとってはなかなか星が見えないつらい時期。
    けれど、星が見えなくて、もどかしくて、
        今日は晴れないかなと空を見上げるからこそ、
    ふと目を向けた先に待ち望んだものが見えたときの喜びが、
          より一層鮮明になる、そんな季節なのかもしれない。           

2014年6月18日水曜日

基本に立ち返って 2014/6/18

観測会の日の星空はいつもパソコンの星図ソフトで調べていますが、
今日は基本に立ち返って星座早見盤を利用。

日没が随分遅くなってきているので、観測開始までの時間で、
星座早見盤を持っていないメンバーは工作することに。
全員に星座早見盤が行き渡ったところで、使い方の復習。

まずはスタンダードに日時を合わせて今日の星空をチェック。
次に、夜9時にこと座が東の方から昇るのはいつ頃かを確認。
最近は、便利なツールがたくさんありますが、
星座早見盤の良さはその手軽さ。
手元に置いておけば何かと役に立ってくれます。

観測を開始して最初に見え始めるのは木星や火星。
星座の星ではアルクトゥルスが明るく輝いています。
今日の観測は見学者が1名来ていたので、
部員が惑星や明るい星を導入して、見てもらっていました。

やはり衛星を引き連れた木星や輪っかが印象的な土星は、
見る人の反応がいいですね。

終わり際には、天文の初心者にもおなじみの星占いの星座、
黄道十二星座について実際の星空で紹介。
観測開始時に見えていた木星がちょうどふたご座のあたりにあるので、
そこから初めて、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座へ。
今はちょうど惑星が星座探しの目印になってくれているので、
星座になれていない人でもだいたいの位置を探しやすくなっています。
明るい星がないてんびん座も今なら土星がその場所を教えてくれます。